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日本救急医学会認定ICLS指導者養成ワークショップインストラクターの制定につきまして

日本救急医学会ICLSコース企画運営委員会
委員長  畑田剛
担当委員 志賀一博・佐藤浩之

日本救急医学会認定ICLS指導者養成ワークショップインストラクターの制定につきまして

 平素より、ICLSコースの運営にご理解、ご協力頂き誠にありがとうございます。表記の件につきまして、ご連絡申し上げます。
 現在、ICLS指導者養成ワークショップ(以下WS)での指導はICLS認定インストラクターが行うことが出来ます。当委員会では、今後WSの質の担保のために、WSの指導者はWSでの指導経験のある者が適していると判断し、認定WSインストラクターを制定することと決定しました。

 制度の概要は以下のようになります。

(1)WSインストラクターの要件
  • ICLS認定インストラクターであり、医療従事者である。
  • 認定されたWSにおいて2回以上の指導経験がある。
  • 1名以上のWSディレクターが推薦する。

なお、WSインストラクターの認定を受けていないICLSインストラクターも、これまでどおりにWSで指導することができる。

(2)WSの開催要件
  • WSディレクター 1名が必要である。
  • 参加者1グループあたりの人数は 6-8名とする。
  • 参加者グループ1つにつきWSインストラクターが1名以上必要である。
  • WSでの指導者数の上限は参加者の1.5倍までとする。
(3)WSインストラクターの更新要件
  • WSにおいて2年で1回以上の指導歴が必要である。
  • ICLS認定インストラクターを維持している必要がある(更新に必要な指導歴2回をWSでの指導歴に置き換えることができる)。
(4)WSディレクター要件の変更
  • WSディレクターは、WSインストラクター かつ ICLS認定ディレクターでなければならない。
  • WSディレクターになろうとする者は、WSにおいてWSディレクターの下で「ディレクター見習い」として運営に携わり、WSディレクターに認められた場合のみ推薦される。
(5)今後の予定
  • 2020年3月2日12:00 WSインストラクター認定申請および認定作業を開始する。
  • 2020年9月1日 新規ICLSインストラクターの認定申請には、ICLS認定番号が付与された指導者養成コースへの参加(受講)履歴が必須となる。

制度の詳細や運用については、今後ホームページ上で順次アナウンスしていく予定です。

【この件に関するお問い合わせ先】

ICLS運用部 icls-info@icls-web.com

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